毎週火曜日のランチBOXは、
世界のいろいろな国や地域の国民食的な料理をサロンゴカフェ風にアレンジした、
「世界のソウルフード」シリーズです。
今回は、当店のこのシリーズではもう定番化した(?)
エジプトの圧倒的な国民食であり、ストリートフードの「コシャリ」 !
学生時代に、はじめてヨーロッパへ行った時に「サハラへ行く!」という友達とスペインで別れ、僕は地中海沿いに東へひたすら進みました。トルコ国内を旅行しているときに、予定には無かったけどふと行ってみたくなったエジプト。イスタンブールのエジプト大使館で査証を取り「トルコの南の海岸沿いのどこかの港から、イスラエル行きの船が出てるよ。そこから陸路でエジプトに入国すればいいよ。」といわれ、アンカラやカッパドキアを旅して、トルコの南岸の東側から地中海沿いの港町を西にバスで移動しながらひたすらその船を探すのですが、どの港でも「ここからは出てないよ。きっと次の港町のXXから出てると思う」といわれ、とうとう最後の港町に。すると「ここからはイスラエル行きは無いよ。ギリシャのRhodos島行きの船ならあるから、そこまで行けばきっとあるよ」ですと。 こんな事なら、1ヶ月前のあのときトルコから陸路でシリア~ヨルダン~イスラエルと行けばよかった!と思ったのももう後の祭り。もうヤケになって行きましたよ。再びギリシャに戻るのはちょっと嫌だったけど。 Rhodosに着いて、旅行会社に飛び込むと、なんと、イスラエルのハイファという港町までの船があると言うではないですか! しかし週に1便。しかもさっき出航したばかりといいます。 一週間後の船の予約をして、エーゲ海の島ロードス島でバカンスを過ごすのでありました。 そして一週間後の同じ曜日にようやくイスラエル行きのその船は、キプロス共和国の港を経由して無事にイスラエルへ到着! ここからまたトラブル続き。ボクの旅は修行なのか!? この先はまた今度。(昨今のシリア情勢からして、ボクが生きている間にはもうあの国を訪れることは難しいかもしれませんね。悔やまれます)。
はなしがずれて長くなりましたが、
「コシャリ」とは、、
チキンライス(本場は普通の白飯ですが)の上にパスタを載せて、
クミンシードがパッチリ効いたトマトソースをかけて、さらに茹でた豆と、フライドオニオンを
トッピングします。
なんでも「世界3大バックパッカー飯」のひとつなんですって(出典不明 笑)。
エジプトの人達は、これにお酢をドバッとかけてばくばく食べます。味変のチリソースも是非お試しください。
さらに、
サロンゴカフェの場合は、もうひとつのエジプト国民食、「モロヘイヤ」との2色盛りにしての
ご提供となります。
刻んだモロヘイヤをオリーブオイル、コリアンダーパウダーで、どろどろに煮た栄養たっぷりで美味しいソース。
2つのエジプトの味をお楽しみください。
小鉢とスープが付いて、お値段800円。
営業時間は11:30~14:00
皆さまのお越しを心よりお待ちしております!